活動について

【一般社団法人設立の経緯】

令和元年12月ホエールウォッチングの際、クジラの頭部から胸ビレにかけてロープが巻きついている姿を目撃し、また、それ以前にも首に針金を巻き付けた状態で上陸したキタオットセイの姿を確認することもあり、海上に浮遊しているゴミについて、改めて見つめ直すきっかけとなりました。

このことから、(有)銚子海洋研究所としてイルカやクジラ等海洋生物の安全を守るため、また海洋ゴミの現状を知って頂くため、海洋ゴミ回収プロジェクトを令和2年8月より活動をしていますが、この度あらたな団体として一般社団法人OceanLifeCommunity14を設立し、令和3年8月より海洋環境保全保護に特化した活動を実施するに至りました。

<赤いロープが巻きついたツチクジラ>

赤いロープが巻きついたツチクジラ

<首に針金が巻きついたキタオットセイ>

オオギハクジラの胃の内容物

*国立科学博物館 田島木綿子氏 写真提供

【活動目的】

当法人は、銚子市周辺の海洋及び沿岸地域の環境管理と保護に寄与する活動を行うことにより、子供たちの健全な成長を促し、人類の共同財産である海洋環境の保全に貢献することを目的とし、以下の活動事業を行います。

●銚子市周辺の海洋および沿岸地域の漂流・漂着物の処理事業

●環境の保全を図る調査研究事業

●各種体験会等のセミナー並びに講演会・エコツアーの企画運営事業

●子どもの健全育成事業

●普及啓発事業

●環境保護に関するコンサルティング並びに支援事業